プログラミングの「プ」①
こんにちは,大分県の高校入試,大学入試,豊府中入試に強い塾,ライズ1の阿南です。
ライズ1では「プログラミング道場」を運営しております。このプログラミングの基礎の基礎を学ぶうえで,プログラミングの必要性を微妙に感じられない方もいらっしゃるのではと思います。
このシリーズ記事では,プログラミングのイロハのイ,つまりプログラミングではプ,を少しずつですが紹介していきます!
まず第1回は「if式」です。
プログラミングを学ぶときは,scratchなどのとっつきやすい学習が好まれています。直接c言語を書き込むパターンや,ボタン式で組み合わせを作ることもありますね。
そのどれを選んだとしても,基本構造からは離れられません。
その基本構造の一つがif式です。これをなぜこんなに語っているかというと,勉強を教えている我々にとっても,学ぶ生徒側にとっても重要な考え方だからです。
小さな子が「もしも~だとしたら」を自分で考えるのは大変です。「もし雨が降ったら…」と自分で考えて傘を持っていく,そんな子になったら幸せですよね。「もし明日雨が降ったら大変だから傘を必ず持って帰ろう」ご家族の方も共感してくれる方が多いのではと思います。
翻って主に理数の世界ではこのif式のことを「場合分け」あるいは「排反」と呼びます。(完全に一致するわけではないですが…)いわずもがな,最も重要な考え方だと言っていいでしょう。
理系ばかりが目につきますが,言語論理を追いかけていく時にもif式は重要です。「もしも~」の文脈に気づきさえすれば,それは枝分かれした可能性を記述しているのであって,主だった文脈はその枝分かれしたもう一方にあることがわかります。つまり「どっちが重要かわかる」んですね。
とはいえ上記のif式ですが,獲得するのは並大抵ではありません。数学でも場合分けは高校になってから学習することが多いです。
でも,勉強ができるようになっている人は,絶対にどこかで学習しているはず。上記の傘の例がわかりやすいですよね。生活の中,人生の中にそれが入り込んでいるから,習った時に使いこなせる。これが真実だと思います。
では,プログラミング教育では?まさしくそこを狙っているといえます。少なくとも我々の塾ではそうです。if式もこんなに楽しく学べるんだよ,と。教えているこちらがびっくりするくらいです。
次回からは我々のプログラミング道場で何をやっているかを紹介していけたらと思います!
うんちく多くてすみません。ただの習い事ではないんだよ,と思っている次第でして…
長文駄文失礼しました。読んでくださった方,ありがとうございました!