大分県の公立高校、再度休校に。

本日より、

大分県の公立高校は5月7日までの休校に入りました。

これで、3月から約2ヶ月間、高校での授業が

ほとんど実施されていないことになります。

高校の先生方も大変、焦っていることでしょう。

膨大な量の学習内容を、果たして共通テストまでに

履修させ終えることができるのか・・・。

例年の通常通り授業を行える中でも、

授業が11月や12月までかかっているケースが多いのに、

2ヶ月以上も授業がストップするなんて・・・・。

授業再開後、猛スピードで授業を進めなければならないことは

想像に難くありません。

そして、そのスピードについていけない子供たちが、

振り返りをしたいけど、そのための夏休みも、

恐らく授業に代わってしまい削られるため、

復習や振り返りをする時間をとれない・・・。

ちょっと、想像すると恐ろしいです・・・。

公教育だ、私教育だ、なんて言っている場合ではないかもしれません。

なんとか、高校生達、特に高3生をフォローしてあげないと!

今こそ、高校と塾とが手を取り合って、

役割分担的に機能する必要があるのかもしれません。

時間的に、機能的に高校では手が回らないことを、

塾でフォローするんだという姿勢が必要になると、

我々は強く意識していこうと思います。

ネット授業環境があれば授業をするのに、

もっと時間があれば別のモノを用意できたのに。。。

と、悔しい思いをされている高校の先生方も多いはずです。

生意気かもしれませんが、

塾に来ていただいている生徒さんという限られた範囲でしかありませんが、

そんな高校の先生方の無念を少しでも肩代わりできるよう、

高校の先生方にも少しでも安心してもらえるよう、

この2週間、生徒さんを預からなければと思います。

我々も出来ることに限りがありますし、

インターネットでのサービスが増えるので、

何でもやれるわけではありませんが、

それでも、目の前にいる生徒さんへ、

画面の向こうに居る生徒さんへ、

学校の先生方の代わりにしてあげられることがあります。

社会全体で、

子供たちのために出来ることを、

考えねばならないタイミングかもしれません。

我々も今こそ「塾の存在意義」を再確認するときなのでしょう。

塾がセイフティーネットになれるのか、

塾が子供たちの気持ちの拠り所になれるのか、

塾が学校のフォローを出来るのか、

塾に何ができるのか。

正面からこの問いに対峙していこうと思います。

まずは、来週からのネット授業。

様々な意味で、意義のあるものにしたいです。