受験生版:宿題との付き合い方
「宿題多すぎてもう無理…」
さっきまでそんな受験生の相談に乗っていました。
「受験生がそんなこと言っててどうする!」って気持ちにもなる部分はあります。
ただ,今の中学生は本当に忙しいですね。
特にその子は生徒会もやっていて部活でも重要なポストにいる,それを考えるだけでも「大変だよなあ」と思います。
そもそも宿題がなんのためにあるのか?
そこが大変大事なんですが,ないがしろにされがちです。
宿題はそもそも「復習」のためにやります(一部「予習」である場合もありますが)。
復習の時間を一定量とることは非常に大事なのですが,あまりに疲れている場合は「作業」になりがちです。
作業になると効率は劇的に落ちます。ただ,「作業」をやっている姿はさも勉強しているように見えるんですね。それが一番問題です。
じゃあすべて気合を入れてやれるかというと,どうしても体力的にも限界はありますから,心も病んでしまいます。
ではどうするか?
復習できていればいいんです。あんまり気負わないこと。
全部を完璧にしようと思わないこと。でも,できたら自分がかっこよくなる,素敵になると思うこと。
解決になってないって?いえいえ,心理学的には非常に正しい方法です。
「リフレーミング」という手法です。置かれている現状や事実を,別の角度からとらえなおすことを指します。
単元によってはリフレーミングこそがすべての分野もありますね。
ぱっと考えただけでも空間図形・社会の歴史整序・英単語の意味類推・現代文の正誤判定。これだけあります。
人生はここからの子たちに,いろんな角度から自分を考えてもらって,ポジティブにとらえてもらう。
こんなに素晴らしい勉強はありません。チャンスだな!って思います。是非活用しましょう。
反面,きついのも事実なんですよね。
是非そんなときに頼れる友達や大人をたくさんもってほしいです。
もちろんライズはそんな場所ですよ!