2020年問題（6）
第6回 ～推薦入試がなくなる？？～
前編で「2次試験＝個別試験が変わる」というお話をしました。
実は，同時に
「一般試験，推薦試験，AO入試の区分を廃止し，新たなルールを構築する」とも書かれているのです。
すると，
推薦入試やAO入試はなくなるということになります。
考えてみると，上記の新しい個別試験での試験内容は，まさに現在の推薦入試やAO入試そのものですから推薦入試を別にやる必要はありません。
また，そもそも推薦入試やAO入試に関しては，弊害があるので撤廃，という意見も随分前からありましたし。
このように大学入試は大きく変わっていきます。
ちょっとまとめてみると。。。
（１）高2（高1）から基礎学力テストで高校での基本的な学力を数回測り
（２）高2～高３にかけて，複数回の評価テストを受験し，大学受験の資格を得て
（３）個別試験で，現在の推薦入試に近い形式の面接やプレゼン（高校時代の資格や部活の活躍も含めて）で
合否が決まる，ということです。
（もちろん，基礎学力テストは，大学入試に直結していきませんが）
いやはや随分と入試形態が変わりますね。
この６回まで読んでいただくと，かなり大きく大学入試が変わると言うことが感じていただけたのではないでしょうか？
このイメージ図を見ていただくとわかりやすいと思います。
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