入試における図形の重要性
突然ですが、問題です!
問1. 図1の三角形はすべて正三角形です。△ABCの面積が32 cm2 のとき、色のついた部分の面積を求めなさい。
問2.図2の立方体を図のような3点を通る平面で切ったときにできる切り口の図形を、図にかき入れなさい。
いかがでしょうか? 2問とも小学生でも解くことが出来る問題です。問2の切り口の問題は、昨年の豊府中入試でも出題されていましたね。中学入試や高校入試、大学入試、これらの受験において、図形問題の占める割合が増えつつあります。2020年度から実施される「大学入学共通テスト」の試行調査が11月に全国で行われましたが、日常生活の問題を数学を利用して解決する問題が多数を占め、それに伴って、必然的に図形が絡む問題が増えていました。これまでの高校数学は、パターンに当てはめて解く問題が8割を占めていましたが、パターン学習が通用しないような内容でした。特に図形では、高校数学の内容なのですが、それに至るまでの過程で、図形的な性質にしっかりと気付くことが出来るか、つまり、図形的なセンスが要求されるような内容であるものもありました。この“図形センス”は、中学や高校での数学の学習ですぐに身に着けられるようなものではありません。早い段階から“図形センス”を磨く必要があります。今のうちから中学、高校、大学入試を見据えていきましょう!
解答が気になる方は、南大分校 立原まで!!