very fun まちがい?
成績アップと、大分の高校入試、大学入試、豊府中入試に強い塾、ライズの都です。
公立高校の入試の日が近づいてきました。
受験勉強にはいろいろな教材が活用されていますが、
実際の入試の過去問は最良の教材の一つと言えるでしょう。
さて、少し前に、大分県の去年の英語の過去問にざっと目を通していると、次のような一文があり一瞬ぎょっとしました。
The trips look very fun.(その旅はとても楽しそうですね。)
ん?! これは何としたことか?!…と。
”fun”は「楽しいこと」を意味する名詞であり、”very(とても)”は副詞であり形容詞にかかる語であるため、
‘very fun’という組合せは間違いであり、
「とても楽しい(こと)」とするならば、’a lot of fun’としなければならない、
と習いました。
入試問題は間違っていて、いまだに間違いが正されていないのか?!…
…そうではありませんでした。
現在では”fun”は形容詞としての使い方も(主にアメリカ合衆国で)許容されていて、
「楽しい(気分にさせてくれるような)」といった意味で、
たとえば、’a fun party’で「楽しいパーティー」を表し、
‘more fun’で「もっと楽しい」といった比較表現もあるのだそうです。
むぅ~、言葉は徐々に変化しているということを実感した次第です。
そして、人間、一生勉強は続く!
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