うすき竹宵 般若姫行列 クライマックス

成績アップと、大分の高校入試、大学入試、豊府中入試に強い塾、ライズの都です。

本日、日曜日は臼杵の秋の夜のお祭、竹宵の二日目でした。

一日目の昨晩、般若姫の姿を写した玉絵箱は、真名長者夫婦と玉絵姫の待つ臼杵に帰ってきました。(竹宵にまつわる真名長者伝説については、前回の「うすき竹宵 真名長者伝説」をご覧ください。)

玉絵箱に寄り添って天上より降りてきた般若姫の御霊も、昨夜一夜、父・小五郎、母・玉津姫、娘・玉絵姫のもとでゆっくり共に過ごしたのでした。

そして今宵、別れの時がやって来ます。

玉絵箱の里帰りは毎年二日間の短い間だけ。

玉絵箱は都へ、般若姫の御霊は再び天上へ、去っていくのです。

二日目の竹ぼんぼりは、般若姫の御霊をお送りする「送り火」となります。

名残を惜しむ人々、そして臼杵の地に別れを告げる思いで、般若姫の行列は街中を一巡りします。

今年の般若姫行列(手前が玉絵姫、その奥が玉津姫、そのまた奥が般若姫)

 

(今年の)般若姫

 

その後、行列は、その昔、臼杵の港のあった八坂神社にたどり着きます。

そこで玉絵箱は、真名長者こと小五郎の手より、都からの使者へと渡されます。

玉絵箱は臼杵を離れ、再び都へ帰っていきます。

玉絵箱に寄り添うように地上に降り立った般若姫の御霊も、再び天上世界へと消えていく…。

けれども、真名長者夫婦、そして娘・玉絵姫の思いは、また来年秋の里帰りの日を、この一瞬より、待ち続ける……。

 

かくして、竹宵は幕を閉じました。

 

…さて、般若姫の御霊をお見送りして、お祭の余韻にひたるのも束の間、

何と! 般若姫行列のメインキャストが勢ぞろいして記念撮影することに。

行列の皆様、お疲れ様でした。

…これ出していいのかな。

いいですよね!

儀式で改まっているわけでもなく、お子様の玉絵姫もしゃっちょこばっていない。

もし般若姫が船の事故で亡くなっていなければ、こんな親子三代の家族写真を普通に撮っていたにちがいない。

長者夫婦も玉絵姫も、そして亡き般若姫もそれを望んだことでしょう。

…って、古墳時代にカメラはないか。(笑)

 

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