いつの世も妥協は必要ですね。
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900年前の1122年9月23日。
ローマ教皇と神聖ローマ皇帝の間で『ヴォルムス協約』が結ばれました。
ローマ=カトリック教会は4世紀にキリスト教が国教になって以来,
神聖ローマ皇帝(旧ローマ帝国)の支配下にありました。
10世紀になると,ローマ=カトリック教会ではない神聖ローマ皇帝側の人間が
聖職者に選ばれたり,本来は禁止されている聖職者が妻帯者なること,など
教会の腐敗が進んでいきました。そこで,教皇と皇帝の対立がはじまります。
『カノッサの屈辱』で激化した対立は,神聖ローマ皇帝側が一時優位に立ちました。
ところが聖地奪還という名のもと,ローマ教皇の地位を回復するために始めた『十字軍』遠征が
当時の大国イギリスやフランスに経済的な利益をもたらしました。
そのことで神聖ローマ帝国以外の国では教皇の権威は強まる一方でした。
その流れを読んで当時の神聖ローマ皇帝は教皇に妥協案を持ち掛け,それを教皇は受け入れました。
それが『ヴォルムス協定』です。
この妥協案によって教皇と皇帝の対立は終結しました。
自分の意見を通すことも大事なのかもしれませんが,
自分一人で生きているわけではないので人生で何かしらの妥協は必要です。
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