夏と冬の海の色の違い
成績アップと、大分の高校入試、大学入試、豊府中入試に強い塾、ライズ・REDの豊島です。
海といえば夏のイメージがありますが、冬の海も夏とは違った印象をうけ趣深いですよね。
冬の方が透明感があり、個人的に好きです。
では、なぜ冬の方が透明感があるのでしょうか?
答えは海面付近の温度の違いにあります。
海水も空気と同じ様に冷たい海水は重く、暖かい海水は軽くなります。
夏は海水の温度があがりますが、海水の温度があがるのは海面付近までで、深いところの海水温はほとんど変わりません。
表面の海水は水温が高くなる分だけ軽くなり、深いところの海水温は冷たいままで重いままです。
軽い水は重い水の表面に浮きますので、深いほうの海水と海面付近の海水は混じりにくくなります。
すると、海面付近の水はいつまでも海面付近に漂ったままで入れ替わらないので、海水は次第に汚れてきます。
一方で冬は海水温が下がるので、海面付近の水も重くなります。 すると深いほうの水と混じりやすくなりますので、海水は入れ替わりやすくなります。 夏の暖かい海面付近の海水は入れ替わりにくいのに対して、冬の冷たい海水は入れ替わりやすいですので、 冬の海水の方が透明度が高くなるのです。