密度
突然ですが、太陽の密度ってどのくらいかご存知ですか?
ずばり!約1.4g/㎤です。水(状態によって変わりますが)とほとんど変わりません。
太陽は気体。高温のガスの塊のようなものです。
ガスの塊ではない(←当たり前ですが(笑))地球と比較すると、質量がおよそ33万倍であるのに対し、体積がおよそ130万倍もあるので、密度は地球よりもかなり小さくなるのです。
簡単に言えば、❝地球よりすごく重いけど、地球よりものすんごくでっかい❞ということです。太陽が地球よりものすんごくでっかいのは、皆さんご存知ですよね。
ガスかそうでないかを考えただけですぐに腑に落ちた方もいらっしゃるかもしれませんが。
*どうやって測って(計って)いるのかは難解なので、ここではスルーしておきましょう(;’∀’)
地球の密度は、上の数字を参考に計算!か、面倒な方はネットで調べてみてください(笑)すぐに分かりますよ。
では、この宇宙でもっとも密度が大きい天体はと言いますと、中性子星と呼ばれています。
詳しくは省きますが、なんと1㎤あたり1億トン!!←単位の表記は分かりやすさ重視ですので、これでご了承ください。
1辺が1㎝のサイコロが1億トンもあったら…、と想像するだけで驚き、というか想像し難いですよね…。決して持ち上がらないサイコロ。興味深くもありますが…。
そしてこれを超えると…、皆さんお聞きなじみの「ブラックホール」になります。潰れ続けていく星、なんて恐ろしい呼ばれ方をすることもある想像を絶する世界です。
今回は密度をトピックにしましたが、速さや圧力といった単位量は、勉強としての接触の中では難しく感じるものですよね。こんなことを考えたり調べたりしてみると、案外面白く感じられるかもしれません。
私自身、物理を教えている身ですが、着実に実力アップをしてもらえるような授業・指導をすることはもちろん、「面白い」・「なるほど」と感じてもらえるような授業・指導を、今後も全力で行っていきます!!
もちろん、自分自身も勉強を続け、愉しみながら(^-^)
ライズ1-ONE- 南大分校・大分駅前校:牛嶋