油分け算と升
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塾、ライズ・REDのYSです。
突然ですが問題です。
3L入る容器と5L入る容器で4Lをはかる方法は?
さあ考えてみてください♪
答えは下へスクロールしましょう…
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正解は、こちらの写真を見てみて下さい
この問題は「油分け算」と呼ばれ、不定方程式に深く関係してきます
…ここで不定方程式の話を掘り下げるのではなく、
日本の升(ます)についてお話させていただきます!
約1300年の歴史があり、今では祝い事でお酒を入れるときに使われる升ですが、
実は昔は、数学的に深い活用をされていたのです。
仮に升が6L入る容器だとすると、
6Lの升1つで、1L・2L・3L・4L・5L・6Lを計り取ることができるのです!!
その方法がこちら
1L…水面がBEGを通るよう斜めに傾ける。残った量が1L。
2L…水面がBCHEを通るように横に傾ける。続いてBEGを通るように傾けたときにあふれた量が2L。
3L…水面がBCHEを通るように横に傾ける。残った量もあふれた量も3L。
4L…水面がBCHEを通るように横に傾ける。続いてBEGを通るように傾ける。はじめにあふれた水と、最後に残った水を合わせると4L。
5L…水面がBEGを通るよう斜めに傾ける。あふれた量が5L。
6L…そのまま満タンに入れた量が6L。
空間図形の問題を解く上でも、この知識は使えそうだなと感じました。
先人たちの工夫ってすごいな、と私は思います。
以上!
いつもは理科に関する記事を書いていましたが、今回は数学についてでした。