論理の4つの柱とは???

成績アップと、大分の高校入試、大学入試、豊府中入試に強い塾、ライズ・REDの本田です。

今回は日本語の土台である、「論理の四つの柱とは?」という話をしたいと思います。

日本語には「論理の四つの柱」があります

一つ目は「主語・述語の関係」です。                                      主語とは「誰が・何が」、述語とは「どうする・どんなだ・何だ」でしたね。

(例)目覚まし時計が鳴りだした。

上記の例文であれば、主語が「目覚まし時計が」で、述語は「鳴り出した」ですね?             そして、「目覚まし時計の音の大きさ」を強調したいならば、

(例)目覚まし時計がけたたましく鳴り出した。

と、「鳴り出した」の前に「けたたましく」を付け加えるわけですね。             主語・述語の関係に注目すると、一文の要点をつかみやすくなります。

二つ目は「イコールの関係(言い換えの関係)です。

(例)本田君は、野球部のエースで四番。=運動会のリレーでごぼう抜き=水泳大会で全国大会出場             ⇒本田君はスポーツ万能だ。

このように、筆者は「伝えたいこと=イイタイコト」を、文章の中で、形を変えて繰り返し伝えます。この関係に注目すると、筆者の主張を読みとる力が向上します。

三つめは、「因果関係」です。

(例)昨日からお腹が痛い。(原因) だから、今日病院に行った。(結果)

今日、病院に行った。(結果) なぜなら、昨日から歯が痛かったからだ。(理由)

原因と結果を正しくとらえることは、すべての教科で必要とされる力ですので、しっかり身に付けましょう!

四つめは、「対立関係」です。

(例)河野君は100点満点でした。それに対して、本田君は50点でした。

このように、比べることによって「イイタイコト」を強めるのが「対立関係」です。

「日本語の論理の四つの柱」を意識することは、皆さんの「読む力の向上」にとても役に立つはずですよ。今まで意識していない人は、今日から早速意識していきましょう!それでは、また!!!

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