H30大分県公立高校入試[社会第1問]

【1】基本的なレベルの問題。用語の内容をしっかりおさえていれば点数をとれる。(5)の言語内容問題を
間違うのではないか,と思われる。

(1)① ア
問題文中の「夏の強い日差しをさえぎる」・「窓は小さい」・「ブラインド」が
あるという箇所を抜き出すと,地中海沿岸の住居(白塗りの家)と気づく。

② X:標高 Y:緯度
X・・・P地点はブラジル, Q地点はアンデス山脈付近。これにより標高差がある。
Y・・・P地点はブラジル, R地点はアルゼンチン。2つの国は緯度が違う。

(2) エ
アメリカ合衆国の農業はよく問われる適地適作の内容。問題の「U」を見ると,綿花の数値が高いことがわかる。
綿花=アメリカ南部がわかれば正解が導ける。

(3)① 国際価格の変動の影響を受けやすく, 価格が変動しやすい
ナイジェリアの輸出額の内訳を見てみると, 「原油」が高い数値であるのがわかる。
これは, モノカルチャー経済のことを示している。モノカルチャー経済の特徴などを理解が必要。

② レアメタル
埋蔵量が少ない・純粋な金属・取り出すことが難しい→希少価値があるということ。
この3つを総合すると解答を書きやすい。

(4) エ
「適当でないもの」を選ぶ問題であるが, 各記号の用語「工業製品, ハイテク産業」などの用語理解していれば
選びやすい問題。

(5) ウ
4つの言語が公用語になっている。ドイツ語を話すという箇所に気付くと, ドイツに近い場所であるという
思考が出てきて,イタリア語も話す人々という言葉によって解答が「スイス」と決めやすい。