H28年度大分県公立入試分析【英語】
暑さが本番になってきましたね。一学期期末も終わり、結果は如何でしたでしょうか?
しっかり夏期講習で土台を固めて二学期にジャンプアップさせていきましょう!
さて、ライズも夏期講習の準備に追われております
今回はH28年度の入試分析を赤嶺がした物を掲示しておきます。
1.平均点
・H28年度24.8点(23.5)<昨年度より+1.3点>
2.入試問題の傾向と分析
・大問構成は例年通り。【1】リスニング【2】対話文/スピーチ【3】英作文【4】読み取り【5】長文読解
・【2】構成がA・Bと分割され英文量が増えた。ただ、問題そのものの内容は今までと変わらない。
文法内容も2年内容が中心で3年内容は間接疑問文のみ。
・【3】昨年と変わらない構成。配点が高いので最低限の文章が書けないと高得点は厳しい。
自分自身の意見を5語以上で書かなければいけないため、日本文でいかに簡単な文章にするかがポイント。
・【4】文章の流れを掴む問題が出題されたため、全体の文章理解が必要とされる。また、資料の読み取りも要求されており、英文との結びつきを確実に読み取る必要がある。
英文量は少ないものの、文法が満遍なく出題。ただ、ここも2年生内容がメインになっている。
・【5】本文内容に熟語・連語が多用されているが入試においては頻出のもの。【5】に関しては例年と変わらない。
〈結論〉単語のレベルがやや上がっている(過去では注釈だったものが当たり前に出題)。
2年文法内容が非常に多く出題。特に不定詞は必須。
熟語・連語は頻出のものを最低限知識として知っておく必要がある。
5科目中で平均点が一番低いのが英語。難易度は上がっていないにもかかわらず、英語力そのものが低くなっているように感じる。合格へのカギになる教科。
3.どこから出題されているか?
・教科書の基本文、教科書の単語(今までのような基礎のみでは厳しいが)で十分カバーできる。
・新研究の基本文は扱ったほうが良い(英作文の対応力強化のため)。
・連語・熟語は頻出内容を固めておくべき。
・英作文の基礎(文の構造)は通常授業の中である程度身につけさせておく。
この夏でしっかり単語や文法などの土台を固めていきましょう!
阿部