これだけは!歴史年号語呂合わせ 24選 第2回
こんにちは。講師亀崎です。
今回は、コレです!
607年 第1回遣隋使派遣
→「群れなして 行くぜ!決死の 遣隋使」
時の摂政・聖徳太子が、小野妹子を使者として隋へ行かせた、というものですね。
目的は、隋との交流と、隋の先進的な文化を取り入れることです。
実は、遣隋使には「幻の第1回」があります。
それは600年のことですが、日本がまだ国として未熟であるため、隋は相手にしませんでした。
この後日本は、603年に冠位十二階、604年に十七条憲法を制定し、国としての形を整えます。
それを乗り越えての、遣隋使でした。
あの有名な「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に~」の国書は607年の遣隋使です。
ちなみに、そのあともう3回遣隋使を出しました。最後が614年です。
隋は618年に滅び、619年に唐が建国されました。
そして日本は630年、第1回遣唐使を派遣しました。
今回の、遣隋使の年号を覚えることも大事ですが、
隋に追い返される
→ 冠位十二階が制定される
→ 十七条憲法が制定される
→ 遣隋使大成功!
という流れです。ここをしっかり押さえてほしいですね。
では、また。