ノーベル賞「ゲノム編集」

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少し前の話にはなりますが、ノーベル賞を受賞した「ゲノム編集」について語ります。

 

「ゲノム編集」とは、生物の遺伝情報を自由に書き換えることができる技術のことです。

え!?どうやって!?!?と思いますよね

実は、とある最近の「免疫」を利用し、ゲノム(遺伝情報、遺伝子配列)の好きな部分を、ハサミのように切り取って、切断したところに別の遺伝情報を組み入れることができるのです

 

ものすごい技術ですよね!!だって、これを利用すれば、
今まで「不治の病」と言われてきたような病気でも、ゲノムを編集して治してしまうことが可能になる訳です!

最近では、コロナウイルスの解析にもこの技術が利用されているそう。
ガンの新しい治療法や、作物の遺伝子組み換えにも応用することができます。

 

受賞者は2人、
ドイツのエマニュエル・シャルパンティエさんと、アメリカのジェニファー・ダウドナさん


この2人は、既にあった「ゲノムを切り取って編集する」という技術を、「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)と呼ばれる、より簡単にできる技術を開発しました

 

 

この「ゲノム編集」という技術が、さらに発展することを期待しましょう!